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| ■GOOSE ジャケット誕生1周年を向かえて |
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2001年7月に登場したグースジャケットも1年以上が経過し、その間に世界中のMMファン達から絶大な支持を頂きました。その声はファンだけで無くMMのスタッフやキャストからも届き、このジャケットを完成させた事がこんなに反響を呼ぶとは、発表当時考えてもいない出来事でした。
今やM.F.P.ジャケットの存在は日本よりもオーストラリアのファン達の間で有名なジャケットとなってしまいました。
もちろん、日本のMMファンからも数々の賞賛を頂き、本当に製作して良かったと感じています。
その後、皆様からの強い要望でタイプMAXも発表することができ、さらに完成度と製品としての熟成を高める事ができました。
私達は、この頂いた支持のまま、ものづくりを続けていけば良いのですが、
さらに次のステップを見つけ、あえて冒険する新たな領域へ踏み出しました。
それが、今回のGOOSE ジャケットVer.2です。
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| ■GOOSE ジャケット ver.2とは? |
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はっきりいって、M.F.P.ジャケットに修正するところはありません。
このジャケットは掛け値無しに世界最高峰のライダースジャケットです。革はもちろんの事、ジッパー、裏生地など、単なるライダースとは次元の違う製品スペックを持って作られています。これまで、GOOSEジャケットも2回製作をおこないましたが、その時も細かい部分ではスペック変更されています。
これは、表現の違いといってもよい変更で基本構造は何ら変わっていません。
そして、今回2年目の年を迎えるGOOSEジャケットに新たな課題を設け、新しいチャレンジをする事にいたしました。
テーマは、「色落ち」です。
GOOSEジャケットを購入された方の中から、
「GOOSEのようにジャケットをボロボロにしたいのですが、方法を教えてください」
という、御連絡を頂く事がありました。
そういった、御質問へは、
「着たおしてください。そうする事で、 レザージャケットはあなただけの表情を見せます」とお答えしていました。
それは、全くの正解です。長年着続ける事で、革の表面は擦れ、染料は長年の風雨で抜けていき、徐々に深い風合いを持つようになるのです。
M.F.P.ジャケットは安いジャケットではありません。高級な素材を使うと言う事はそれだけ十分な耐久性を持っているということです。
ですので、そんなに簡単にボロロボロになる事はありません。
しかし、私達もGOOSEが着る、実に良い具合に色落ちをおこしたジャケットには憧れを感じていました。
そして、これまでのM.F.P.ジャケットの革で色落ちの実験をくり返してみました。
すると、実にこの革は耐久性があり、長期間に渡って黒い色が保持される事が分かったのです。
先にも述べましたが、フルオーダーで毎回製作している高級ホースレザーなので、当たり前なのですが、あらためて、その品質の高さを知る事となりました。
では、どうすれば、GOOSEのようなあのジャケットの感じになるかというと、これは、新しい考え方で革をオーダーしなくてはならないとの結論に達したのです。
今回あえてVer.2としたのは、GOOSEジャケットにのみ必要な新たなコンセプトを立てましたので、Ver.2としました。
進化ではなく、あくまでこれまでの完全なものづくりを目指す姿勢とはベクトルの違うコンセプトです。
最高級でありながら、わざと「崩し」を入れたのです。
それが、「色落ち」の表現です。
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| ■色落ちを考えた革づくり |
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ライダースジャケット、それも高級な馬革に使われる革は、革の芯部の染料も表面の仕上げも同じ黒色を使います。
これは、色落ちをしてもいつまでも黒い色を保ち続ける為の基本的な仕上げです。
中には、芯の色と仕上げの表面色を変えてアンティーク風に仕上げる事もありますが、ライダースジャケットのセオリーからいうとそれは邪道です。
あくまでも、黒い革はいつまでも黒くが基本です。
M.F.P.ジャケットもその基本で革の製作がされています。
1回目に製作されたGOOSEジャケットは、革表面のツヤにこだわり、わざとツヤ消しの仕上げを行い、GOOSEジャケットの雰囲気を再現しました。
そして、2回目の製作の時は、タイプMAXとの同時発売と言う事もあり、革のリッチ感、馬革本来の高級感を出した仕上げとしました。
そして今回、新しいGOOSEジャケットはあえて、「崩し」の表現に踏み込んで、GOOSEジャケットのあの色落ちを再現したくて革を製作したのです。
では、実際にどう違うのか<見比べてみましょう。
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タイプMAXのホースレザー
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タイプGOOSE Ver.2のホースレザー
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| 左側が革の表面、右側が革の裏面。ライダースの革の基本であり、タイプMAXの革の仕上げ方
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Ver.2では表面仕上げは同じだが裏面、革の芯部には染料を入れず生成り色です |
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上の写真を見れば、一目瞭然です。タイプMAXを作る事となったので、よりこの二つに明確なコンセプトの違いを表現するという事は、ついに革のオーダーの違いにまで及んだのです。
この違いにより、長年M.F.P.ジャケットを着用し続けていると、明確にMAXとGOOSEはジャケットの表情を変えていくのです。
写真を見ると、単純な事のように思われますが、このGOOSEジャケットの革を製作するにあたっては、職人の方から猛烈に反対をされました。
なぜななら、使う事で色が落ちていく、色が剥げていく革など作れないと言う事でした。
長年、レザーをそれもライダースを作り続けて来た職人の方からすると、当然の事と思います。
長く愛し続ける革製品の色が剥げていく事など想像だにしなかった事なので、最初は全く取り合ってもらえませんでした。
しかし、GOOSEジャケットの次の段階は、この色落ちの表現こそが必要だと考え、粘り強く説得し、革の製作にあたってもらいました。
あえて、レザージャケットとしては 、マイナスとなる仕上げ「崩し」を行ったのです。
全てはGOOSEのあのジャケットの色落ち、表面の剥げ方 を求める次のステップの為に・・・ |
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左の写真は色落ちのテストサンプルです。
これは、写真で分かりやすくするために、強い薬品や表面を削り落として 芯部の革を表出させています。まさしくボロボロの状態まで革を傷つけています。
普段着用でここまで色が落ちる事はありません。
本来は着続ける事で、微妙な色落ちの過程を楽しみ、世界で1着しかない。自分だけのGOOSEジャケットを作り上げていくことを本道としてください。
もちろん、表面は最高級の仕上げを行っていますので、簡単に色が落ちていくと言う事はありません。
そして、これを着る方には、このこだわりを感じてくれる方に着てもらいたいというのが、私達の本音です。
購入された方が、
「来ていると、色が落ちて来た」
なんて、苦情を言わない方に着てもらいたいと思います。
「おお!GOOSEになってきた!」と心から喜んで、私達のこだわりを感じてもらえる、そんな方にオーナーになって頂きたいと感じています。
もし、色落ちがいやだと言う方がおられればMAXジャケットをお勧めいたします。これまでのM.F.P.ジャケットと同じく長く、その黒色を楽しむことができます。
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今回製作のGOOSE ジャケットはたったの15着です。
その為に一から革をフルオーダーし製作を行っています。
驚異的に贅沢な行為といえます
私達がM.F.P.ジャケットにかける想い、 信念を感じ取っていただき、オーナーとなられる喜びを味わって下さい。 |
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