BACK 2 THE MAX 体験レポート-9
EPISODE-13]シルバーシティーシネマ
映画館に到着したランダウとイエローインターセプター
数百人はいただろうか。街中の人が映画館に集まっていた。

シルバーシティーシネマ、ブロークンヒルに唯一ある映画館だそうだ。
ここでMM1とMM2の上映会が午後から行われる。

そこへ向かう道中、なぜ、冬の時期にこのイベントを開催する事になったのか、イアンに聞いてみた。

こんな寒い時期にイベントをせずに、なぜもっと暖かい時期に開催しなかったのだろうという疑問があったからだ。

イアンは映画館でMMシリーズが再上映されるのは、オーストラリアでも10数年ぶりのことなので、配給会社のワーナーから上映許可をもらうのに時間がかかったのだと答えた。

この時期にRWが撮影されたので合わせたかったのかなとは、帰国後に 考えたのだが、確認はとれていない。

30分程してブロークンヒルの町中に戻って来た。

早朝出発した時は街はまだ静かだったが、さすがに午後はお祭り騒ぎになっている。町中に人や車が溢れている。閑静な町中だけにちょっとした驚きだ。

イアンは映画館に直接寄る事はせず、近くの駐車場に車を停めた。
ここから、スタントダブルがイエローインターセプターをドライブして映画館に向かうのだとイアンは言った。

そうこうするうちに、撮影隊のトレーラーも戻って来て、ブラックインターセプター、イエローインターセプター、ランダウを降ろしはじめた。

しばらくしてやって来たレイチェルが、スタントのドライブするイエローインターセプターの助手席に乗って欲しいと言ってきた。

そして、ライダースを着た体躯のよい男が現れた。一目見て、スタントダブルと分かる。
George・Novakジョージ・ノバクだった。

EPISODE-14]ジョージ・ノバク
M.F.P.ジャケットにサインする、ジョージ・ノバク。
彼は、今でもスタントマンというオーラを全身から漂わせている。
 
 

レイチェルは、MMのカースタントをやったスタントダブルのひとりだと、ジョージ・ノバクを紹介してくれた。

いよいよ、MMのオリジナルスタッフと出会えた。
RWのスタッフやキャストとの出合いも感動的だったが、やはり私にとってMADMAXは1作目があったからこそ、ここまでのめり込んでいるのだ。

その、オリジナルスタッフと出会える瞬間がやって来た。

ジョージ.ノバクと挨拶を交わし、早速ジャケットにサインしてもらった。
エミル、に続き二人目のサインだ。

ジョージは早速イエローインターセプターのドライバーズシートに乗り込んだ。
さすがにスタントドライバーなので、スイッチやレバー等をチェックしていた。

私が、助手席に乗り込んだ。

映画館に向かうまでの待ち時間の間、ジョージはMMでのスタントシーンの事を語ってくれた。

彼は、TOPシーンで電話ボックスに突っ込むシーンのスタントをやったそうだ。
あのシーンの撮影では、ナイトライダーのホールデンとの接触のタイミングが計算よりずれてしまったために、電話ボックスを掠めてしまったのだと言った。
電話ボックスが倒れたのは偶然だったと語った。
とても危険な撮影で、もうすこしで怪我をするところだったよと笑っていった。

彼は今、STUNTS UNLIMITED RTY LTDというスタントチームを率いて、各国でスタントショーをやっていると語った。

私に日本でスタントショーのプロモートをやってくれないかと言った。

MMのスタントシーンの再現をやるよと笑って言った。

実現したらすごい話だ。
私の頭の中では、日本でインターセプターやZがクラッシュするスタントショーの光景が目に浮かんだ。

ジョージと話をしているとレイチェルが準備ができたので発進してと言った。

ジョージは天井の無線機のスイッチを入れる仕種をし、思い出したと言った。
そして、
「We're going.」
と言った。
M.F.P.隊員が無線機で返事の時に使うセリフだ。

それを聞いた時は、さすがに全身に鳥肌が立った。
イエローインターセプターの助手席で元bronzeからこのセリフが聞けるとは。
まるで、March Hareの車内にいる錯覚を起こす。サースになった気分だった。

ジョージは、オートマのシフトを動かし何度かホイルスピンをさせながら、スタートしようとしたが、場所が狭くて無理なようだった。

「何かドライビングテクニックを見せてあげたかったけどね」
と言ったそして、ハンドル左側のサイレンユニットのスイッチを入れた。

街中にあのサイレン音が鳴り響いた。そして、何百人の観衆がいる映画館の前に停まった。

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