BACK 2 THE MAX 体験レポート-5
EPISODE-5]ステフェンズ・クリーク2
ドキュメントビデオのMAX役。さすがにコスチュームの完成度は高い。
不思議だったのはショットガンを手作りしていることだ。
どうやら、モデルガンが輸入できないのではないか。
ジャイロ・キャンプテンと一緒に。
彼は首までスタッフに埋められていた。

このドキュメンタリーは今回の「BACK 2 THE MAX」の模様を記録すると同時に、メルボルンを出発し、MAXが各地で仲間を集めながらブロークンヒルに向かうというストーリーらしい。

このステフェンズ・クリークでは、ジャイロ・キャプテンに出会う事になっている。

ジャイロ・キャプテンはMMシリーズ終了後、この地でずっとMAXが訪れるのを待っているという設定だ。

インターセプターからMAXが降りて来て、映画ではジャイロが置いてあったあたりを見渡している。

すると。足下の砂の中からボウガンをもったジャイロ・キャプテンが現れた。

彼は早口で「ずっと待ってたのに、なんで早く来ないんだ!」とまくしたてる。

MAXは、悪かった、悪かったといいながら、二人インターセプターに乗り込み、この地を後にするといった内容だ。

さすがに、砂からジャイロ・キャプテンが現れて捲し立てた時は、スタッフから大笑いがおきた。

なかなか役者だ。

撮影は順調にカットを重ねていった。

役者陣の撮影が終わり、車両走行シーンの撮影となった。

イエローインターセプターは、サイレンを鳴らしながら、くぼ地の丘の向こうから現れる。

感動とともになぜか頭の中では西部警察のテーマ曲が鳴った。

警察しばりってやつだ。独り笑ってしまった。

EPISODE-6]インターセプター全開!
MADMAX movies FAQの主催者ピーター・バートン。
オージーに珍しい寡黙な紳士 。
ヒューミーの飼い主、ジョージ・クリティー。彼はコウモリのマークの入った通称バット・カーレプリカを所有している。
彼と、インターセプターの燃料計をスワップした。
インターセプターの燃料計。
実際には動かないレジン製プロップだ。
スコットのインターセプターにもこれが付いている。
スコットが、私を呼んだ。
「インターセプターに乗らないか?」

なんと、思ってもみなかった一言に驚いたが、返事は
「もちろん!」

スコットの運転する、インターセプターの助手席に乗り込む。

内装も完璧だ。右側のドアの内側にスイス軍のマガジンポーチとマシェットまで付いているのは発見だった。

インターセプターに乗り込んで、まず感じたのは、フロントガラスの狭さだ。

フロントガラスの高さが日本車では考えられないくらい低い。
その上目の前には、巨大なスーパーチャージャーが突き出している。

前が見えない。その一言につきる。
スコットが、シフトノブの横の赤いレバーを引いてみろという。

スーパーチャージャーのスイッチレバーだ。

レバーを引く。ガロガロと低いエンジン音に高いモーター音が重なる。

スーパーチャージャーは本物か?と聞いたら、映画でもダミーだったのでこれもダミーだとスコットが答えた。RWでインターセプターの走行シーンでかん高いモーター音が聞こえるのはこの音だ。

アクセルの踏み込みに応じて、モータの回転数も上下する。
どうやら、アクセルの踏み込みでモーターの電流が上下するらしい。

最高の気分だ。

インターセプターはサスペンションが板バネであるため、少し走るだけで、キィキィとうなる。何とも大陸的な車だ。
RWインターセプターでこのラフロードを走るには最高に気分が乗る。

乗り心地は悪くない。板バネだからとトラックのようにバンバン底付きするような感じではなく、案外ソフトだ。大きくローリングしながら衝撃を吸収するといった感じだ。


ユルユルと発進し、撮影隊の前を通り過ぎ、周りに人がいなくなると、スコットがギアをシフトダウンしアクセルを全開に踏み込んだ。

その途端もう、マンガの世界である。

ガコッ(シフトチェンジの音)

ヒュイーン!(チャージャーの回転数が上がる)
ガオーッ(エンジンの吠える音)
グバッ
(発進の衝撃)
ドガッ!
ドガガガガガ
(ホイルスピンをしながら土砂をまき散らす)

ガキィ、キイッ(サスの音)

ガオ〜、ドアーッ(爆走〜)

といった感じだろうか。爆発的トルクの固まりだ。

リアタイヤがテールスライドを起こしながら、遅れてフロントが引きずられるようにして、吹っ飛ぶように加速する。

何度も映画で見たインターセプター発進のシーンを今、体験している。

どうだと言わんばかりにスコットがこちらを見ている。

言葉が出ない 。もちろん最高だ。しかし、それを彼に伝える言葉が見つからない。

「もう一度乗せてほしい。今度はビデオを積んで撮影したい」
とスコットに伝えた。

「OK」

もう一度、ビデオを抱えて助手席に乗った。

また、全開で走ってくれた。緩やかなカーブでは、車体は横を向いている。
思わず声が出た。

もう放心状態で走行は終了した。

何て体験をしちまったんだ...
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